|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 球 : [たま, きゅう] 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball ・ 銀 : [ぎん, しろがね] 【名詞】 1. (1) silver 2. silver coin 3. silver paint ・ 銀行 : [ぎんこう] 【名詞】 1. bank ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse ・ 特殊 : [とくしゅ] 1. (adj-na,n) special 2. unique
琉球銀行(りゅうきゅうぎんこう、Bank of The Ryukyus)は、米軍占領下の琉球において、通貨・金融政策を担当する機関として、1948年の米国軍政府布告第1号「琉球銀行の設立」によって設立された特殊銀行である。現在の株式会社琉球銀行の前身の銀行である。 == 概要 == 米軍統治下の昭和23年5月1日に戦後インフレの抑制と沖縄経済の正常な発展を目的として、米国軍政府令に基づき特殊銀行として設立。既に沖縄には沖縄本島・奄美・宮古・八重山と既に各諸島ごとに銀行が設立されていたが、同年7月までにこれらの銀行を統合。株式の51%を米国民政府が保有し、当初は一般銀行業務の他にも通貨発行権、金融機関の監督統制権など中央銀行的色彩が濃く、アメリカの連邦準備制度やフィリピンの中央銀行をモデルにしたと言われている。 しかし行政機関の整備が進み、琉球政府の前身として琉球臨時中央政府が発足すると他金融機関の監督統制権が削除され、琉球政府が正式に発足すると納税義務の免除も解除。銀行券発行の権限も一度も発動することがないまま、B円からアメリカ・ドルへの通貨交換を前とした1957年に削除、同時に不動産債券の発行権も放棄した。更に1958年には独占的にもっていた外国為替業務も他金融機関に開放され、次第に商業銀行的性格が強まっていった。それでも、米国民政府や琉球政府の出納事務を取り扱う唯一の銀行であると共に貨幣流通の需給調整権限を持ち、基幹産業に資金供給するなど琉球金融界のリーディングカンパニーとしての役割を果たした。 日本に復帰する1972年に、米国民政府は保有する全株式を住民に売却し、復帰3日前に銀行法(1954年立法第63号)に基づく普通銀行「琉球銀行」に転換し復帰を迎えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球銀行 (特殊銀行)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|